こんにちは。ぽんです。
早いもので2019年も昨日で前半戦が終了しました。※鹿島戦はACLの関係で7月31日へ延期。
シーズン前の期待通りに勝ち進んでいるACL、思ったようにはいかなかったというのが正直なところのリーグ戦。兎にも角にも折り返しです。
後半戦はより良い結果を願って応援し続けたいと思います。
さて、前半戦最後の相手は「大分トリニータ」。
今年J2から昇格してまさに”台風の目”となっている相手に対し、ACLの激闘から中3日で九州アウェイという厳しい日程の浦和がどのように闘うかが注目されましたが…
結果は惨敗。大槻体制でのリーグ戦初黒星になってしまいました。
<スターティングメンバー>
GK 西川
DF 鈴木、マウリシオ、槙野
MF 柴戸、長澤、山中、橋岡
FW ナバウト、マルティノス、杉本
SUB 福島、岩波、宇賀神、エヴェルトン、汰木、武藤、興梠
直近の蔚山戦から7人を変更。日程を考慮してコンディションが良いと思われているメンバーを起用してきました。
これについては今後も連戦が避けては通れないという時が必ずやってきますので、いろいろなメンバーが絡むというのは個人的には好意的に捉えていました。
前半:大分の剥がしに対応苦、前線も単発な攻撃に
0-0
立ち上がりから前からハメにいくプレスを敢行。特に相手のGKへパスが戻った時に健勇がプレスをかけに行ったのがスイッチだったような気がします。
ただ、大分は落ち着いてパスを回して浦和のプレスを剥がしにかかります。
健勇がプレスにいくのですが、その後ろが(マル・ナバウト)なかなかついてこなかったのは厳しかったですね…
プレスに連動性がなく、サイドで数的優位を作られたのは大きな欠陥でした。
「(マルティノスに)声は出していたけど、コミュニケーションの問題もあった。もとハッキリさせないと、自分のところでの1対2が明らかに多かったうえに、(岩田が)インナーラップをしてくるので両方というのは難しかった。そして、相手にボールを持たれることでこちらの中盤(MF長澤和輝とMF柴戸海)は疲弊してしまった」
山中の談話ですが、大分の右サイドから何度もピンチを迎えてしまっていました。
プレスを剥がされ、守備が後手後手に回ってしまうと良い攻撃も繰り出せません。
チャンスと言えたのは、右サイドからマルのクロスを健勇が胸トラップからシュートを撃ったシーンくらい。
ただ、メンバーが代わってサッカーの内容が落ちてしまうのは想像していたので、ギリギリのところで踏ん張っていたので後半立て直せればと思っていたのですが….
給水タイムが設けられるほどの湿気がすごい前半を終えます。
後半:運動量は低下しゴラッソ2発に沈む
0-2(0-2)
51分 藤本、73分 小林(大分)
後半からギアを上げてきたのは大分。浦和を圧倒的に上回る運動量でゴールに迫ります。
すると均衡が破れます。
中盤でボールを受けた小塚に寄せきれず、簡単に前を向かせてしまうとDFラインの背後に簡単にラストパス。このボールを受けたは相手エースの藤本。
巧みなトラップからシュートを流し込まれて失点…試合の流れ通りの先制点を与えてしまいます。
その後も攻守の切り替え、運動量、プレーの精度で劣る浦和は武藤、宇賀神、興梠を入れて打開を図ります。
武藤と興梠を入れたことで、前3枚の距離感が良くなり、健勇が孤立するシーンも少なくなりましたね。
大分戦に関しては、マル・ナバウトよりも興梠・武藤の方が戦術理解度が高くチームの力になっていました。
しかし、同点ゴールを奪うまでは至らず。
最後は大分の小林にスーペルゴラッソのミドルを決められジ・エンド…
悔しい大分での試合となりました。
次回:vs流通経大(天皇杯2回戦)
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ACLから中3日。さすがに連戦で出ていたメンバーは動きが重かったように見えました…
ここは今後もやりくりが必要なことを再認識させられましたね。この大分戦で出ていたメンバーはかなり期待していたのですが、期待に応えられたとは到底言えず…
今後もかなり苦しい試合が続きそうです。
次回は再び中日に試合です。連覇を狙う天皇杯ですね!
ACLへの出場権がかかる大事な試合なので、気を抜かず、驕らず戦ってほしいと思います。
そして新国立で試合をするはじめてのチームになってほしいです。
チームのマネジメントを含め、大槻さんの修正力に期待して試合を待ちたいと思います。
ではまた。