もう秋ですねー
朝晩は冷え込んで寒くなってきましたよ…
ども
ぽんです。
さあ、今回は天皇杯Round16「鹿島アントラーズ」戦を振り返っていきます。
もう鹿の歓喜を目の前で見るのはこりごりだったのですが…またも見ることになってしまいました。
そして来シーズンのACL出場が厳しくなってしまいました…
<スターティングメンバー>
GK 榎本
DF 森脇、遠藤、阿部、槙野
MF 青木、武藤、長澤、駒井、高木
FW ズラタン
前節から5人を変更。柏木選手・ラファ選手が怪我のため戦線離脱。そしてマウリシオ選手が登録が間に合わずということでベンチ外。
飛車角がいない陣容でしたが、ここから底上げができればチームの総合力が一段上がる気がするメンバーでした。
前半
0-1 7分 金崎(鹿島)
- 意外と持てたボール
- あっさり裏へ抜け出される守備
試合開始前は鹿島のスタメンを見ても「ボールを保持して攻める」のは難しいかな~と思いましたが、意外と持ててましたね(ただ効果的なチャンスができてたかは別です…)
開始すぐにズラタン選手が完全にDFラインの裏へ抜け出したビックチャンスがありましたが、中への折り返しは合わず…ここは自分で勝負してほしかったです。
こういうチャンスを逃すとすぐに牙をむくのが鹿島のしたたかなところ。
7分、浦和ゴール前から鹿島のカウンター発動。中盤からレオ・シルバ選手、土居選手とつながれると土居選手からのパスであっさりDFラインの裏へ抜け出されると最後は金崎選手に決められ失点…
またもここ最近繰り返されている先制点を与えます。いや、ホント一瞬の隙なんですよね…選手の意識なのか戦術なのか…
ただここでファイティングポーズを崩さないのはよい傾向です。その後もボールを保持して攻め込みますが、鹿島は真ん中を固めて決定打は撃てません…
ジリジリした展開のまま前半を終了します。
後半
2-3(2-4) 59分 ズラタン 69分 武藤(浦和)
51分 金崎 74分 中村 90分 土居(鹿島)
- 価値ある同点までの流れ
- もったいない一瞬の隙
- 改善していきたい勝負弱さ
後半開始早々にPKを与えて失点。リードを広げられてしまいます。
しかし、ここから反撃開始!
矢島選手が交代で投入されるとリズムが出始めます。CKからのこぼれ球を槙野選手→森脇選手と繋ぎ、最後はズラタン選手が巧みなトラップから流し込み1点を返します!
ここ最近のズラタン選手の貢献度はホントに高いです…控えでも結果を出し、スタメンでもしっかり点を取る。ありがたい選手ですね。
1点を返して、さらに勢いに乗る浦和は69分。中盤から“らしく”繋いで右サイドへ展開。遠藤選手のクロスをファーサイドでフリーになっていた武藤選手が合わせて同点!!
この同点弾は素晴らしかったですね。気持ちのいいゴールでした!
鹿島相手に「2点差を同点に持ち込んだこと」「2点目の崩しが良かったこと」に価値があります。
先制点を与えるのは課題ですが、同点まで追いついたのは評価したいです。
さあ、流れのままにこのまま…と言いたいところですが、またも隙を突かれます。
同点に追いついたわずか5分後。鹿島右サイドのスローインから簡単に繋がれると、バイタルエリアでフリーになっていた中村選手に決められ勝ち越されます。
流れは完全に浦和だったのですが、簡単にマークを外しましたね。こういう隙を逃さないのが鹿島。まだまだ甘いということを痛感します。
その後にオナイウ選手を投入。攻撃を活性化を図ります。
サイドから崩して惜しいチャンスも作りますが、得点には繋がらず。
逆にアディショナルタイムにカウンターから追加点を奪われ万事休す…
「2017天皇杯」の旅路が終了しました…
次回
鹿島の枠内シュートは4本。つまりその全てのシュートがゴールに繋がったということ。ここが鹿島の「勝負強さ」というところでしょうか?
したたかさは学ばなければいけません。この試合を惜しかったで終わるか、次にどう活かすかを考えるかでこの先が変わる気がします。
今シーズンの残り試合、そして来シーズンへ強くなるためにいいレッスンを受けたと思いましょう。活かすかどうかは浦和次第です。
さあ、天皇杯敗退したため来シーズンのACL出場のためには「リーグ戦3位以内」or「リーグ戦4位(上位3チームのいずれかが天皇杯優勝)」が絶対条件になりました。
リーグは残り8試合。ジャンプはできません。一歩ずつ勝ち進んでいきましょう。まずはホームでの「サガン鳥栖」戦です。
中2日、そして来週の水曜にACLがありますがチームで乗り切ってほしいと思います。
ではまた。