こんにちは。ぽんです。
いろいろありました…ホントにいろいろありました。今年はなんですかね?こういう年なんですかね?
湘南戦の”誤審騒動”から2ヶ月後にまたしても審判が主役の“やるせないゲーム”に遭遇するとは…
とはいえ、審判の判定とは別に浦和が展開したサッカーは決して褒められる内容でなかったのもまた事実です。
完全なる”主観”からの記事になりますがどうぞご了承ください。それでは「横浜F・マリノス」戦を振り返っていきます。
<スターティングメンバー>
GK 西川
DF 岩波、マウリシオ、槙野
MF 青木、阿部、長澤、橋岡、宇賀神
FW ファブリシオ、興梠
SUB 福島、山中、柴戸、マルティノス、森脇、汰木、杉本
仙台戦で負傷した武藤とエヴェルトンが欠場。阿部ちゃんがボランチに入り、ファブリシオが今季リーグ戦初スタメンです。
前半:完膚なきまでに叩きのめされる
0-1
38分 遠藤(横浜)
戦前の予想から横浜がボールを握り、浦和が待ち構えてカウンターを狙って行くのはわかりきっていたこと。
そう…わかりきっていたことなんですが…
あそこまで圧倒的に支配されるとは思いませんでした。
浦和は両WBが完全にDFラインに吸収され5バック状態に。さらに中盤も興梠(たまにポジションチェンジしたファブリシオ)と長澤が両サイドの自陣深い位置にまで押し込まれてしまい、完全に後ろが重たい状態に。
こうなってしまうと、なかなかカウンターもできません…
浦和がなんとか横浜の攻撃を防いで、ボールを繋ごうと思っても、収めどころはワントップの1ヶ所しかないので簡単に読まれてしまいます。
さらに横浜の攻→守の切り替えが早いこと、早いこと。(これは見習うべき…)
ただただ、防戦一方だったので「この1週間、何を準備してきたのか?」と疑いました…(恐らく後半の立ち上がりに見せたのが準備してきたもので、前半は0-0のプランだったのかな?と試合後に思いましたが…)
単発でチャンスは1度迎えましたが、決定機は皆無。そして横浜に“必然”とも言える先制点を奪われます。
橋岡くんのミスからでしたが、カウンターになりかけたところでのミスだったので痛かったのは言うまでもありません。
前半のスタッツは「横浜:シュート 14、浦和:シュート 0」とまさしく完膚なきまでに叩きのめされて折り返します。
後半:誤審で2失点…良い流れになりかけただけに
1-3(1-2)
69分 オウンゴール(浦和)
59分 仲川 86分 エジカルジュニオ(横浜)
後半は立ち上がりから浦和が前に出ます。「受けて待つ」ではなく「前でボールを奪う」守備に変わっていました。
そのため両WBが前半よりかなり高い位置どりをしていたのは間違いありません。
そのため、横浜のカウンターの怖さはありましたが、自陣にベッタリということはなくなりました。
少しずつ流れがきている…一本チャンスがきてそれを決められればと思った矢先、”あの判定”が出てしまいました。
ワンツーでエリア内で侵入された遠藤が放ったシュートはオフサイドラインにいた仲川に当たりゴールイン。誰の目にも明らかな誤審で追加点を奪われます。
判定も二転三転してスタジアムが混乱しているのがTV越しでもしっかりと伝わってきました。(審判の対応がひどかったですね…)
どういう経緯で最終的にあの判定になったのかは「ジャッジリプレイ」で取り上げられると思いますのでそこまで待ちたいと思います。
しかし混乱の中、浦和の選手たちが力強さを見せます。
2点目の判定の混乱で10分ほど試合が中断されてから再開した試合。リードを広げられ、精神的にガクッとしてもおかしくないところで横浜の裏のスペースを突いて1点を返します。
ここは素晴らしかったですね。
その後はオープンな展開になり、両チームにチャンスがあり一進一退の様相を呈してきましたが、ここで目立ってしまったのがまたしても”審判”でした。
85分、横浜三好のシュートを槙野と岩波が身体を張ってブロック。ただハンドの判定を取られてPKを献上…
腕の角度的に錯覚したんでしょうか?またしても”やるせない判定”で横浜に追加点を奪われジ・エンド。
なんとも後味の悪い試合展開で横浜に敗北です…
次回:vsジュビロ磐田(J 第20節)
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内容では横浜が上回っていました。それは間違いありません。
人とボールがテンポ良く動き、多くのチャンスを作っていました。素晴らしいサッカーを展開していたと思います。
ただ、素晴らしいサッカーを展開していても勝負が分からないのがサッカーの面白いところでもあります。(ミシャの時に浦和は散々経験しましたからねぇ…)
そんな試合を審判に壊されてしまったのでは納得ができようはずはありません。
あれがオフサイドの判定だったら、試合の流れは浦和に傾いてい方もしれません。あれが正当なディフェンスと判定されていたらアディショナルタイムに追いついていたかもしれません(全てタラレバなのは承知の上です。)
横浜は素晴らしいサッカーをしたのに審判の判定によって霞んでしまった。
結果の煽りを受けた浦和だけでなく横浜も一種の“被害者”だと個人的には思っています。
切り替えろ!と言葉で言うのは簡単ですが、なかなか心は追いついてきません。
なので思う存分、吐き出して清算してスッキリする方がサポーターの方々にとっては良いと思いました。
「勝って嬉しい、負けて悔しい」
ただそれだけを素直にモヤモヤもなく感じられる空間がスタジアムに戻ってくるのを願っています。
ではまた。