少しばかりの“大槻ロス”
ども
大槻さんが任期を終えて若干の”大槻ロス”のぽんです。
さあ、大槻監督が見事に無敗のままオリヴェイラ監督への引継ぎを行いました。
思えば1ヶ月前、堀さんが解任され、場当たり的な内部昇格の人事に多くの浦和サポが不安と不満を覚えたはずです。
暫定監督という立ち位置でしたが大槻監督はわずか1ヶ月でJリーグサポなら知らない者はいないと言っていいほどの名物監督となりました。
風貌はもちろんですが、相手に合わせた戦術と選手の特徴を押し出したサッカーは脱帽もの。。。
そんな大槻監督の最終章は昨シーズン半ばまで浦和を率いていた「ミシャ」が監督の札幌。
自分たちのサッカーに自信を持ち始めた札幌と大槻監督の元で自信を取り戻しつつあった浦和の試合は、スコアレスドローでしたが随所に光るプレーがあり面白さ満点のゲームでした。
大槻監督”最終章”「コンサドーレ札幌」戦を振り返っていきましょう。
<スターティングメンバー>
GK 西川
DF 遠藤、岩波、槙野
MF 阿部、柏木、橋岡、長澤、宇賀神
FW 武藤、興梠
阿部ちゃんを3バックの真ん中に配置。航をボランチに起用。
左サイドにはケガ明けのウガが復帰しました。
前半
0−0
- ミシャサッカーをさせない大槻レッズ
- 札幌のお株を奪うハイプレス
- 決め切りたかった決定機
開始からペースは浦和。
昨年、自分たちがやられて嫌だったサッカーで札幌に「ミシャサッカー」をさせません。
前線からプレッシングをかけ札幌のボール回しを追い込み、奪ってショートカウンター。。。
浦和の攻勢で試合が進みます。
20分には右CKから航が強烈なボレーシュートを放ちますが、惜しくも相手GKに弾かれます。
その後も巧みなパスワークで中央を破ったり、サイドからのクロスを上げたりと札幌を押し込みますがゴールまでには至らず。。。
何度かあった決定機を活かしたかったですね。
札幌の攻撃は三好のミドルとCKから上手く合わせられたシーンがありましたが周作が落ち着いて処理して難を逃れます。
全体的に浦和ペースで進み試合の主導権を握り続けます。
後半
0−0(0-0)
- 運動量が低下
- 無敗のままオリヴェイラへ
後半に入ってもペースは浦和が握ります。
勇気を持って縦パスを入れて、何度も惜しいチャンスを作りますが得点には至りません。
59分にはDFラインとの駆け引きから巧みに裏へ抜け出した興梠へ陽介からラストパス!
ボールをゴールへ流し込みますが惜しくもオフサイドの判定。
確かに少し出てましたね。。。
その後もセットプレーを獲得したり、長澤がシュートを放つなど13本ものシュートを浴びせましたがゴールは奪えず。
運動量の低下と共にチャンスも減っていきましたが、それでも最後まで闘う姿勢は存分に見せてくれました!
次節
大槻さんがピッチを離れる際、スタジアムに大きな拍手が起こりました。
こんなシーンを作った監督は、大槻さんが初めてじゃないでしょうか?見たことなかったです・・・
それだけ大槻監督が浦和サポに愛された監督だったという証明です!
さあ大槻さんが見事にオリヴェイラ監督へ引継ぎ。水曜日には早くも初戦を迎えます。
まずは3バックを継続すると明言されましたが果たして・・・まあ大きく動くのはW杯ごというのは賛成です。
連戦中はできることをしっかり行うで良いと思います。
しかし勝負は勝ってほしい(笑)
「柏レイソル」をアウェーですがしっかり叩いてオリヴェイラ体制の初陣を飾ってほしいです!
最後に大槻監督へ
「ありがとうございました。そしてまたHCとして一緒に闘ってくれる決断が嬉しいです!よろしくお願いします!!」
ではまた。