こんにちは。ぽんです。
GWの中日、令和初戦。埼スタには53,000人を超える観衆が駆けつけ、かなり盛り上がっていました。
フロントが行った「Go!Go!レッズデー」も好評だったようで、未来の浦和サポがこの試合をきっかけに増えてくれれば嬉しいですね!
そして、そんな子供たちに勝利の試合を見せてあげられれば、さらに言うことなしだったのですが…
痛恨の黒星となったジュビロ磐田戦。早速、振り返っていきましょう。
<スターティングメンバー>
GK 西川
DF 鈴木、マウリシオ、槙野
MF エヴェルトン、青木、森脇、山中、長澤
FW 武藤、興梠
SUB 福島、岩波、宇賀神、柴戸、マルティノス、ナバウト、汰木
スタメンの変更はなし。「結果が出ている時はチームをいじらない。」と判断でしょうか?ただ、鈴木大輔の起用が増えてきたのはまた一枚厚みが増えてきた気がします。
前半:厚みが出てきた攻撃と評価したい
0-0
前半、浦和がボールを保持する展開になります。「持った」というより、「持たされた」という表現があっていたかもしれません。
ボールを持っても中々、磐田守備陣に混乱を与えるまでは行きません…
磐田はアダイウトンとロドリゲスの2人のパワフルな外国人を惜しみなく使ってきます。
特にアダイウトンには2度ほどヒヤリとする場面を作られてしまいました…
しかし、時間が経つと浦和もゴール前のシーンを作り出します。
起点は「左サイド」。幾度となく、山中がボールを持ち運びクロスやパスを中で合わせようとします。
今まではピンポイントで合わせなければ“得点のにおい”がしなかったのですが、この日は長澤がボールを追い越す動きを見せて、攻撃に厚みが出てきます。
この辺は開幕直後にはまったくと言っていいほどなかったシーンなので、評価して良いのではないかと思っています。
そしてエヴェルトンのミドルや山中のFKなど惜しいシーンも作りましたが、納得がいかないのはゴール前で上がってきた鈴木大輔が倒されたシーン…
完全に後ろからアフター気味にきていますし、ボールにもチャレンジしていないように見えるのですがノーファール。
PKかどうかは位置が微妙ですが、正当なタックルには見えなかったのでファールが妥当な気がしますが…「ジャッジリプレイ」をお願いします。
前半はスコアレスで折り返します。
後半:決定力不足、采配ミス、凡ミス…ミスを重ね自滅の道へ
0-1(0-1)
磐田:ロドリゲス 90分+3分
後半も中盤の2人が攻撃に絡みます。
長澤・エヴェルトンはこの日はボールに良く関与して攻撃に迫力を生み出していたと思います。
ゴールまでもう少しという気がしているのですが…もどかしい。
守備陣はこの日も奮闘。ロドリゲスのフィジカルの強さに圧されるシーンもありましたが、周作を中心にゼロ進行で時間を進めます。
最近の周作はホントに”鬼神”のように、ゴールに鍵をかけ続けますね。
見ていて頼もしいです。
「さあ、点を!」と思ったのですが、ギアがなかなか上がらず。
するとオズ采配で初めてと言ってもよいくらい”?”が浮かぶ出来事が。長澤に代えてマルティノスを投入。
疲労を考慮したのかは、分かりませんが浦和の攻撃の推進力になっていた長澤を代えたことで浦和の攻撃に陰りが出て来ます。
マルティノスも明らかに「やりづらそう」なポジショニングとプレーに終始していました。
結果的には“采配ミス”と言って良いと思います。
そしてアディショナルタイム直前。浦和はこの日一番のチャンスを迎えます。
自陣からのカウンター。エヴェルトンがボールを持ち運び前線のスペースへスルーパス!
完全に抜け出した山中がダイレクトでゴール前の興梠に合わせようとしますが…カミンスキーに防がれます。
山中がもう一つ持ち運んでも良かったと思いますし、シュートをファーサイドに撃っても良かったと思いますね…
実にもったいないシーンでした。
そしてミス続きの浦和は最後に罰を喰らいます。
自陣でボールを持った青木のパスコースがなくなると、たまらずバックパス。するとこのバックパスがロドリゲスへのプレゼントパスになりロドリゲスは独走。
最後は冷静に流し込まれ失点…最後の最後で先制されます…
取り返す時間もなく、試合はこのまま終了。
ミスを続けた浦和が自滅の道を歩んでしまいました…
次回:ブリーラム・ユナイテッド(ACL 第5節)
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多くの観衆が集まったGWの試合になんとも“しょっぱい試合”を見せてしまいました。
長澤、武藤がピッチにいる時は内容に改善は見られたと思うのですが、二人が交代した後は停滞感が漂っていましたね。
得点が奪えない…もどかしい状況が続きます。
しかし、次の試合はすぐにやってきます。
次回は灼熱のタイでのACL。負ければ終わりのブリーラム戦です。
今年2冠を目指すというのであれば「内容<結果」を見せてください!
体調には気をつけて。
ではまた。